帆布製カバン(はんぷせいかばん)(Sailcloth Bags)

帆布製カバン(はんぷせいかばん)は、綿帆布・麻帆布からすべて手作業で作られるている

帆布とは、1平方m当たり8オンス(約227g)以上の厚布のこと

京都市の伝統産業の一つ

 (写真は京都伝統産業ミュージアムにて撮影)

【帆布製カバン】

 <帆布製カバン(はんぷせいかばん)>
 特別に織られた良質な綿帆布、麻帆布から
 丈夫で長持ちする、シンプルで使い勝手の良い、飽きのこないかばんが作られている

 明治時代に実用性が高まり、ファッション性の高いデザインにより広まった


 <綿帆布>
 帆布とは、1平方m当たり8オンス(約227g)以上の厚布のこと
 用途に応じて、様々な厚みの生地が、特別に織られている
 色も15種類ほどある

 <麻帆布>
 黒麻・緑麻・青麻・茶麻・ワイン麻・生成麻などの色がある

 <糸>
 帆布を縫い合わせるために、丈夫な帆布に負けない糸が用いられる
 縫製後も、時間の経過とともに糸が引き締まり、より強度が増すのが特徴
 帆布が少しづつ退色していくのに合わせ、糸も色が褪せていき調和が保たれた風合いになっていく

 <金具>
 40種類ほどの金具が用いられている
 機能性を最も重視しながら、デザイン意匠にもこだったものが用いられる

【製作工程】

 綿帆布・麻帆布からすべて手作業で作られるている

 <染色>
 <防水加工>
 <捺染>
 <裁断>
 <成型>
 <ミシン縫>
 <縫い止まり処理>
 <表に返す>
 <整形>

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