親指をこぶしの中に入れる

お葬式や霊柩車に出会ったときに、親指をこぶしの中に入れる風習

 「お葬式や霊柩車に出会ったときに、親指をこぶしの中に入れる」風習は、
 親指を隠すという行為によって災厄を防ぐためといわれる

 親指は体の中で邪悪なものに狙われやすい場所で、
 親指の先が霊的なものとの接触箇所であり、古くから霊の出入口といわれ
 自分に悪い影響が及ぶのを断つためといわれる

 <親指>
 「夜道を歩くときは、親指を中にして握っていると狐に化かされない」
 「疫病を避けるには、親指を中にして握っているとよい」
 「猛犬に出会ったときは、親指を中に隠して拳を握りしめ、犬の目をにらむと良い」
 などといわれる


【京都検定 第13回3級】

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