石田家住宅(いしだけじゅうたく)は、南丹市美山町の大野地区樫原にある日本最古の農家型住宅
住宅の桁の継手に墨書により、建築の年代が明確になっている
典型的な初期の北山型民家で、急な傾斜を持つ茅葺き屋根になっている
付近の府道12号線は、茅葺街道とも称されている
<石田家住宅 1棟(重要文化財)>
典型的な初期の北山型民家
妻を東西にして建ち、西側の妻入、桁行9.4m、梁間9.9m、入母屋造
急な傾斜を持つ葺下しの茅葺き屋根
内部は全て板壁
戸は片引きの板戸
座敷にのみ畳が敷かれている
梁や柱などは手斧仕上(ちょうなしあげ)になっている
1650年(皇紀2310)慶安3年の建立
1972年(皇紀2632)昭和47年5月15日 重要文化財に指定される
附指定:祈祷札 1枚