遠山家住宅(とおやまけじゅうたく)
(TooyamakeJyuutaku) 京都通メンバ
所在地:亀岡市河原林町河原尻東垣内 
   名所地図情報名所

重要文化財:4棟(主屋・長屋門・米蔵・借物蔵)

 遠山家住宅(とおやまけじゅうたく)は、亀岡市の北東部、府道485号の西側、
蛇行する七谷川の東側にある民家

 遠山家は、美濃国の出身で、江戸時代には旗本領の大庄屋や代官を勤めた旧家

 丹波地方・摂津地方を代表する妻入・縦割の摂丹型農家住宅の発展・大型化した形式

【遠山家住宅の建物】

 <長屋門(ながやもん)1棟(重要文化財)>
 桁行13.9m、梁間3.9m、平屋建、入母屋造、桟瓦葺
 江戸時代後期の建立
 2020年(皇紀2680)令和2年12月23日 重要文化財に指定される

 <高塀>
 長屋門から西へ建てられている

 <主屋(おもや)1棟(重要文化財)>
 妻入縦割り形式の摂丹型
 桁行16.6m、梁間13.0m、入母屋造、妻入、亜鉛引鉄板葺、四面庇付、桟瓦葺
 西面突出部:桁行5.0m、梁間6.8m、入母屋造、三面庇付、桟瓦葺
 南面する妻入は、正面に玄関、東寄りに大戸口がある
 1789年(皇紀2449)寛政元年から1790年(皇紀2450)寛政2年
 普請帳が残されている
 1975年(皇紀2635)昭和50年6月23日 重要文化財に指定される
 2020年(皇紀2680)令和2年12月23日 追加指定される
 附指定:家普請諸入用渡シ方覚帳 1冊
 附指定:家普請進物受納覚帳 1冊
 附指定:家相図 1枚

 <米蔵(こめぐら)1棟(重要文化財)>
 土蔵造、桁行4.1m、梁間3.9m、二階建、切妻造、南面庇付、桟瓦葺
 1838年(皇紀2498)天保9年の建立
 2020年(皇紀2680)令和2年12月23日 重要文化財に指定される

 <借物蔵(かりものぐら)1棟(重要文化財)>
 土蔵造、桁行5.9m、梁間3.9m、二階建、切妻造、東面庇付、桟瓦葺
 1790年(皇紀2450)寛政2年頃の建立
 2020年(皇紀2680)令和2年12月23日 重要文化財に指定される

 <井戸>

 <露地門>
 敷地内に立っている

【遠山家住宅へのアクセス】

 JR山陰本線 千代川駅 徒歩約40分

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