蛇島(じゃじま)

所在地:舞鶴市佐波賀   地図情報

国有地

周囲:約650m
南北:約260m
東西:約10m
標高:約40m

別称:逸見島(へんみじま)

日本遺産(2020年(皇紀2680)令和2年6月19日)

 蛇島(じゃじま)は、舞鶴湾東側のほぼ中央、舞鶴市佐波賀(さばか)の沖合700mほどのところにある細長い無人島(国有地)

 海軍ガソリン庫が、旧海軍施設の日本遺産に登録されている

【蛇島の歴史・経緯】


【蛇島】

 舞鶴湾東側のほぼ中央、舞鶴市佐波賀(さばか)の沖合700mほどのところにある

 戦国武将 逸見昌経(へんみまさつね)が山城「蛇島城」を築城していた、湾内の防衛と海上交通の要所だった

 「へんみ」から「へび」に転訛して「蛇島」となったといわれる


 <蛇島城>
 三段の主郭部があった
 湾内が一望でき、戦国時代には軍事的に重要な立地であったといわれる

 南側には、見張り台などを建てるため山の斜面を造成してつくった平坦地の曲輪(くるわ)が残っている

 西側には、敵が攻め入るのを防いだり、コースを限定したりする竪堀(たてぼり)の跡が残っている


 <海軍ガソリン庫
 海軍の要塞だった舞鶴鎮守府を構成する主要施設だった
 蛇島を東西に貫くトンネルが4本あり、トンネル内にタンクを並べて配管をつないでガソリンが保管されていた

 トンネルは1つ、高さ約3.5m、幅約3.6m、長さ約65~70m
 トンネル上部のアーチ部は煉瓦造、壁はコンクリート造、内壁はモルタルを塗って仕上げられている
 トンネル入口には、海上から見えないように土塁が築かれている
 坑門には凝った装飾が施されている

 船が着岸できるように島の半周に石垣の護岸も整備されていた
 砲台跡や、クレーンの基礎などの遺構も残っている


 <タブノキの群落>
 常緑高木
 京都府レッドデータブックにおいて管理維持のカテゴリーに指定されている


 <佐波賀だいこん>
 江戸時代から栽培されてきた佐波賀地区が発祥の伝統野菜
 他の大根との交配を防ぐため、島の南側を、佐波賀だいこんの種を育てる採種地として利用されていた


   <逸話>
 佐波賀集落が、夜な夜な海を渡ってきて悪さをする大蛇に悩まされ、対岸にある雲門寺の住職が大蛇を退治したといわれる


 <日本遺産「鎮守府 横須賀・呉・佐世保・舞鶴~日本近代化の躍動を体験できるまち~」
 2016年(皇紀2676)平成28年4月25日
 海軍により要塞となる軍港として整備され、鎮守府が置かれた4カ所(舞鶴港・横須賀港・呉港・佐世保港)が登録される
 舞鶴市の主要構成文化財は、舞鶴赤れんがパーク・海上自衛隊舞鶴地方総監部施設・北吸配水池・市道北吸桃山線北吸トンネル
 後に、海軍ガソリン庫が追加登録される


 <観光庁「将来にわたって旅行者を惹きつける 地域・日本の新たなレガシー形成事業 」>
 新たな観光資源を開拓する観光庁の取り組み
 全国11事業の一つに採択

【蛇島へのアクセス】

 立入禁止地区
 舞鶴東港前島ふ頭から小型船で約10分


【京都検定 第23回2級】

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