稲荷山(いなりやま)は、伏見区北部、伏見稲荷大社の東にある東山三十六峰の南端(36番目)の山
伏見稲荷大社の御神体山で、神さんの降臨地とされている
一ノ峰・二ノ峰・三ノ峰の3つの峰があり、各峰に円墳がある
標高:232m
3つの峰があり、各峰に円墳がある
かつては「下ノ塚」「中ノ塚」「上ノ塚」とも称されていた
<一ノ峰>
上之社神蹟
<二ノ峰>
中之社神蹟
<三ノ峰(みつかみね)>
下之社神蹟
二神二獣鏡が出土している
711年(皇紀1371)和銅4年初午の日
秦伊呂具が、三ヶ峰に、宇迦之御魂神・佐田彦大神・大宮能売大神の3柱を創祀したのが伏見稲荷大社の由来となる
伏見稲荷大社の御神体山で、神さんの降臨地とされている
信者から奉納された約1万基以上の鳥居が建てられている
伏見稲荷大社の奥社からの登山口から山々を巡拝できる
参道には、「白狐大神」や「白龍大神」などの神名を刻んだ石碑や小さな祠が1万基以上あるといわれる
応仁の乱で焼失する前は稲荷山の山中にお社があった
再建はされず現在は神蹟地として残っており、明治時代に七神蹟地が確定された
<上之社神蹟>
一ノ峰、末広大神
<中之社神蹟>
二ノ峰、青木大神
<下之社神蹟>
三ノ峰、白菊大神
<田中社神蹟>
荒神峰、権太夫大神
<荷田社神蹟>
間ノ峰、伊勢大神
<長者社神蹟>
社殿の後ろに御神体の剱石があり、加茂玉依姫(かもたまよりひめ)を祀る
<御膳谷遙拝所>
三ヶ峰に神供をした所といわれる
<京都一周トレイルコース>
御幸奉拝所から戻らず、そのまま北へ進むと東福寺方面へと出ることができるコースにもなっている
<初午大祭>
2月初午の日
稲荷大神が初めて稲荷山に鎮座した日が、2月初午の日であったといわれることにちなみ行われる大祭