春日神社　京都通百科事典

春日神社（かすがじんじゃ）
（KasugaJinjya）

所在地：京都府相楽郡精華町菱田宮川原　
　　　

地図情報

祭神：春日大神

創始：807年(皇紀1467)大同２年

重要文化財：１棟（本殿）

　春日神社（かすがじんじゃ）は、精華町、近鉄電車狛田駅の東方、爆谷川の北側にある神社

　春日大社（奈良市）から移築されたといわれる本殿（重要文化財）がある

【春日神社の歴史・経緯】

【春日神社の境内】

　＜鳥居＞

　＜本殿（ほんでん）１棟（重要文化財）＞
　桁行一間、梁間一間、一重、入母屋造、向拝一間、檜皮葺
　室町時代前期の建立
　春日大社（奈良市）の若宮社殿から移築されたといわれる
　神社では珍しい、四方に屋根が張り出す入母屋造
　斗栱（ときょう）の間には蟇股（かえるまた）がある
　1937年(皇紀2597)昭和12年７月29日　重要文化財に指定される
　附指定：棟札２枚
　附指定：旧向拝頭貫１組

　＜拝殿＞

　＜鹿の像＞

【春日神社の文化財】

　＜繋馬図絵馬２面（精華町指定有形民俗文化財）＞
　白馬図１面・黒馬図１面
　1620年(皇紀2280)元和６年８月
　白馬図と黒馬図を１対として奉納された銘がある
　日乞いには白馬図の絵馬、雨乞いには黒馬図の絵馬を奉納するのが慣例になっている

　＜鉄釜＞
　1604年(皇紀2264)慶長９年の鋳出銘が口辺にある