くじ改め(くじあらため)は、祇園祭の山鉾巡行における儀式の一つ
くじ改め処(前祭:四条堺町・後祭:寺町御池)が設けられ、
奉行(京都市長)により、山鉾巡行の順番が、くじ取り式で決まった順番であるか確認される
場所:(くじ改め処)
(前祭)四条通堺町
(後祭)寺町御池
主人:奉行(京都市長)と各山鉾町の町行司
山鉾は、くじ改め処の手前で一旦止まり、山鉾の前を歩く町行司が奉行(京都市長)の前で、
くじ札が収められている文箱の結び紐を扇子を使って解き、蓋を開ける
町行司は、中のくじ札が見えるように文箱を奉行の目の前に、勢いよく体全体でお辞儀するように差し出す
奉行は、くじ札を読み上げ、くじ取り式で決まった順番であるか確認される
町行司は、後ずさりで後退し、文箱の蓋を閉め、結び紐を扇子を使って文箱に巻きつける
その後、町行司は、扇子を高く大きくかざして、山鉾に進行を促すと、山鉾が前進し始める
<くじ取らず>
くじ取らず山鉾は、関所の前で奉行(京都市長)に会釈だけして通り過ぎる