長谷川家住宅(はせがわけじゅうたく)は、東九条にある、江戸時代の農家住宅・京町家
現在は、修復工事が行われ、「歴史・文化・交流の家」として利用されている
裏手(南東側)には、去木庵(長谷川家住宅離れ)がある
<屋敷(国の登録有形文化財)>
木造2階建ての都市近郊農村の庄屋の住宅
雄大な外観であり、京都市内の京町家とは異なる趣きがある
1742年(皇紀2402)寛保2年の建立
扁額「事貴明」が、入口に掲げられている
「事を処するは簡明を貴ぶ」という意味
座敷格子が、1階南側に付けられている
1894年(皇紀2554)明治27年頃には、間口2間の式台玄関があり、居室に整えられたときに取り付けられた
2階には間口の広い虫籠窓がある
座敷の床柱には、幕末維新で会津藩藩士が宿泊したときの武具の擦れた傷跡が残っている
土間には、おくどさんがある
鬼瓦には、長谷川家の家紋「隅切り八角に鷹の羽二枚重ね」が掘り込まれている
<表門>
<蔵>
表門の南側と接続している
土蔵造、2階建、桟瓦葺
江戸時代後期の建立
<龍吐水>
火事の初期消火のために建物を壊す人に水をかけるときに用いられた手押しポンプ
1835年(皇紀2495)天保6年2月
「天保六乙未二月長谷川清蔵」「本町八丁目」の焼印がある
<長谷川家住宅離れ(去木庵)(国の登録有形文化財)>
裏手(南東側)にある
十一代当主 洋画家 長谷川良雄(はせがわよしお)の風景画
歴代当主が収集した江戸時代に発行された書籍や屏風など
当家へ輿入れ(嫁入り)したときに乗ってこられた輿(こし)
龍吐水(手押しポンプ)、農機具、日用品など