京都大学百周年時計台記念館は、京都大学の正門正面にあるシンボルとされる時計台における記念館
創立百周年記念事業の一環として最新の免震構法を取り入れ学術交流の場にリニューアルされた
京都大学における学術の交流および社会との連携を図り、
本学における研究教育ならびに学術および文化の発展に寄与することを目的として使用することができる
<本館>
鉄筋コンクリート造(RC造)、一部鉄骨造(S造)
地上2階、地下1階、時計塔
延床面積 : 5,279.29m2
建築面積 : 1,982.29m2
時計塔全高 :31.574m
設計:武田五一(京都大学工学部建築学科 初代教授)
1階には、広報・社会連携推進室の事務室もある
<百周年記念ホール>
鉄筋コンクリート造(SRC造)
地上2階、地下1階
延床面積 : 1,773.94m2
建築面積 : 885.93m2
収容人数:500人ほど
天井の地震対策が行われている
記念行事や学術交流の場、社会への情報発信の場とされ、
国際・国内学会、大規模なシンポジウム、講演会等など、多岐にわたって使用されている
<国際交流ホール>
収容人数:300人ほど
100人づつの、3部屋に分割して使用できる
式典・レセプション・会議・学会分科会などに使用されている
<研究用の地震計>
基礎地面(基盤)・建物底(塔基礎)・時計台塔(塔頂)の3カ所に研究用の地震計が設置されている
有感地震が起きると収録が行われ、
収録された揺れの記録と計測震度相当値、その揺れの特徴の図面が公開されている