京都国際マンガミュージアムは、マンガの収集・保管・展示および
マンガ文化に関する調査研究が行われている博物館
旧 龍池小学校跡地が活用されている
博物館的機能と図書館的機能があり、
明治時代の雑誌や戦後の貸本などの貴重な歴史資料、現代の人気作品、世界各国の名作など
約20万点が所蔵されている
事業完成時の2008年には、30万点以上の蔵書数になり、一部は、デジタルアーカイブ化される予定
京都市と京都精華大学の共同事業
公民協働(PPP:Public-Private Partnership)のコンセプトにより、
計画:京都市と京都精華大学で策定
土地・建物:京都市が提供
運営委員会:京都市と京都精華大学で組織される
管理・運営:京都精華大学が行い
研究成果・ノウハウ:京都精華大学により提供される
マンガ・アニメーションを体系的に研究し、
生涯学習、観光誘致、人材育成や新産業創出等への活用を図るため、
資料の収集・展示・保存を京都市と大学の共同により行い、
その成果を地域社会の文化活動に対しても還元・貢献されている
元龍池小学校の現存校舎を改築、一部増築し、活用されている
常設展示、企画展示が行われ、
ギャラリーゾーン、研究ゾーン、資料収蔵ゾーン、地域利便施設がある
龍池歴史記念室、ミュージアムショップ、喫茶が併設されている
屋外の芝生にマンガを持ち出して読むことが可能
<マンガ本の壁>
総延長140mの書架に4万冊が並ぶ
<巨大オブジェ「火の鳥」>
日本マンガの発展に大きな貢献を果たしたマンガ家 手塚治虫の代表作のキャラクター「火の鳥」のオブジェ
縦4.5m×横11mの巨大木造彫刻
京都市の京もの活動事業の一環として、仏師 須藤光昭により、
紅松を材料にした寄木造と、瞳は玉眼を用いた仏像彫刻の技術により制作された
2009年(皇紀2669)平成21年9月
株式会社 手塚プロダクションの協力により、吹き抜け壁面に設置される
1869年(皇紀2529)明治2年11月1日
日本最初の64の番組小学校の一つとして「上京第二十五番組小学校」が開校
龍池学区民からの二千両の建築費が寄付されて建設された
1995年(皇紀2655)平成7年4月
梅屋・竹間・富有・春日の4小学校と統合、新たに「御所南小学校」が開校される
1973年(皇紀2633)昭和48年
美術科マンガクラス開設
2000年(皇紀2660)平成12年
芸術学部マンガ学科開設
2001年(皇紀2661)平成13年
表現研究機構マンガ文化研究所開設
2006年(皇紀2666)平成18年
マンガ学部開設
マンガ文化の教育・研究の蓄積と、研究基盤に必要な人的・情報ネットワーク作りが行われてきている