地図情報
明隆寺観音堂(みょうりゅうじかんのんどう)は、京丹波町の北部、下粟野にある特定の宗派に属さない村堂
村堂としては丹波地方で最も大きく、古い建造物とされる
<観音堂(かんのんどう)1棟(重要文化財)>
桁行五間、梁間五間、一重、寄棟造、茅葺(鉄板仮葺)
四方が開け放たれた吹き抜けの木造建築
1539年(皇紀2199)天文8年以前
1691年(皇紀2351)元禄4年 村堂として、下粟野の村人により修理が行われる
1995年(皇紀2655)平成7年12月26日 重要文化財に指定される
附指定:棟札 4枚
附指定:祈祷札 1枚
附指定:銘札 1枚
附指定:札箱 1合
お堂の中央奥には、厨子があり、平安時代後期の作の木造 観音菩薩立像が祀られている
お堂の北西角には、囲炉裏があり鉄製の釜などが置かれている
<鎮守社>
観音堂の北西にある小祠
<木造 観音菩薩立像(京丹波町指定文化財)>
本尊
一木造
平安時代後期の作
60年ごとに御開帳される秘仏
2000年(皇紀2660)平成12年に御開帳された