得浄明院(とくじょうみょういん)(TokujyoumyouIn)



所在地:京都市東山区林下町   卍地図情報卍

無宗派 信州善光寺大本願の京都別院

浄土宗鎮西派特別寺院

山号:本覚山

本尊:一光三尊阿弥陀如来

開山:信州 善光寺 大本願第百十七世 誓圓尼(せいえんに)(伏見宮邦家新皇第三王女)

通称:花の寺

尼寺三十六所巡礼第10番

 得浄明院(とくじょうみょういん)は、信州善光寺大本願の京都別院の尼寺として、知恩院の隣に創建される

 菖蒲(あやめ)の名所で、アヤメ類の中で一番早く咲く「一初(いちはつ)」が約200本、その他約1100本が咲き誇る

 一初の花期に合わせて特別公開がされている

【得浄明院の経緯】






【得浄明院の伽藍】

 <本堂>
 一光三尊阿弥陀如来の分身を本尊として安置されている
 本堂の下には真闇な戒壇がある

 <庫裡>

 <白天社>
 祭神:白天龍王・白女大明神

 <菖蒲(アヤメ)>
 境内に多種多様のアヤメが約1300本ほど育成されている

 <一初>
 あやめ科の一種
 境内に約200本ほど育成されている
 4月下旬頃から、アヤメの中で一番早く咲き出すのが名前の由来
 葉っぱの横幅が広く、花のところから白いとさか状が出ている
 葉っぱの先端はとがっている

【得浄明院の寺宝】

 <オートタマ>
 大正天皇后 貞明皇后の遺愛のフランス人形
 オートタマは、18〜19世紀のヨーロッパで、時計技師らによって作られた機会仕掛けのからくり人形
 貞明皇后の成婚のお祝いで贈られたもの
 オルゴールのメロディとともに首を振り、持っている花かごが開く

 <虎丸さん>
 三折人形
 紀州徳川家の最後の藩主 徳川茂承(とくがわもちつぐ)の5,6歳の頃の姿

【得浄明院の祭事】

 <戒壇巡り>
 一光三尊像を安置してある台座のこと
 本堂の下の真闇な戒壇
 右手を腰のあたりにそえて、建物に触れながら一周する
 真実至誠の心を捧げ戒壇を巡れば功徳を得ることができるといわれる



【その他】

 <茶華道圭鳳流宗家>
 茶道華道の家元

【得浄明院へのアクセス】

 市バス 知恩院前 徒歩約5分

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