大佛次郎(おさらぎじろう)(Osaragi Jirou)

大佛次郎(おさらぎじろう)は、昭和時代の作家・小説家

本名:野尻清彦(のじりはるひこ)

生年:1897年(明治30年)10月9日
没年:1973年(昭和48年)4月30日
享年:77(満75歳)

出身:神奈川県横浜市英町

文化勲章受章

 大佛次郎(おさらぎじろう)は、昭和時代の作家・小説家

 現代小説、歴史小説、大衆文学、ノンフィクション、新歌舞伎や童話など幅広く手がけた

【大佛次郎の歴史・経緯】


【大佛次郎の主な作品】

 <隼の源次>
 1924年(皇紀2584)大正13年3月、娯楽雑誌「ポケット」に発表

 <鞍馬天狗>
 1924年(皇紀2584)大正13年−1965年(皇紀2625)昭和40年
 シリーズ第一作「鬼面の老女」、全47作品
 鞍馬寺が舞台となる

 <赤穂浪士>
 1929年(皇紀2589)昭和4年

 <ノンフィクション「ドレフュス事件」>
 1930年(皇紀2590)昭和5年

 <帰郷
 1949年(皇紀2609)昭和24年
 毎日新聞に連載した長篇小説
 1950年度第五回 日本芸術院賞受賞作
 主人公 守屋恭吾が、戦後、日本に戻ってきて、約20年ぶりに娘の伴子と金閣寺で再会する
 西芳寺の苔庭なども登場する

 <新作歌舞伎「若き日の信長」>
 1952年(皇紀2612)昭和27年

 <新作歌舞伎「魔界の道真」>
 1957年(皇紀2617)昭和32年

 <新作歌舞伎「大仏炎上」>
 1960年(皇紀2620)昭和35年

 <ノンフィクション「パリ燃ゆ」>
 1964年(皇紀2624)昭和39年

【その他】

 <ペンネーム「大佛次郎」>
 1924年(皇紀2584)大正13年3月
 娯楽雑誌「ポケット」にデビュー作とされる小説「隼の源次」を発表
 その頃、鎌倉市長谷の大佛の裏手に住んでいたことが由来といわれる

 <西芳寺 大佛次郎文学碑>
 「帰郷」の「過去の章」が刻まれている


【京都検定 第4回2級】

【京都検定 第7回1級】


[インデックス]


京都通メンバページ


[目次]


[関連項目]


[協賛リンク]



[凡例]

赤字
 京都検定の出題事項
 (過去問は下段に掲載)

ピンク
 京都検定に出題された
項目へのリンク

青色紫色
 関連項目へのリンク