京陶人形(きょうとうにんぎょう)

素焼の京人形

1957年(皇紀2617)昭和32年に、京人形の一つから「京陶人形」と命名される

京都市の伝統産業の一つ

 (写真は京都伝統産業ミュージアムにて撮影)

 京陶人形(きょうとうにんぎょう)は、京都で作られている素焼人形

 素焼人形は、粘土で形を作り、乾燥させて、850度くらいの低火度で焼成し、顔料で彩色して仕上げられる

 京陶人形は、土人形である伏見人形から広く作られるようになったもので
土の素材の美しさと、京都らしさを強調し、やわらかなぬくもりを感じさせる深い味わいがあるものが多い

【京陶人形の歴史・経緯】


【京陶人形】

 粘土で形を作り、乾燥させて、850度くらいの低火度で焼成し、顔料で彩色して仕上げられる

 多品種、少量生産が主体

 雛人形・五月の節句人形・童子・干支の動物・土鈴など多種多様の様々な形のものが作られている

【京陶人形の製法】

 原型作り

 型取り
 石膏で原型の型を取る

 生地作り
 2つの型の両内側に土を入れ、合わせた後、少し乾かして、型から取り出す

 生地仕上げ
 生地の合わせ目をヘラ等できれいに整える

 乾燥

 焼成
 乾燥した生地を、電気窯やガス釜で、850度ほどで焼き上げる

 彩色
 焼き上がった生地に糊料と顔料で彩色する

 面相
 最後に顔を描く

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