地図情報
女郎花(おみなえし)は、八幡市の中西部、松花堂庭園などがある地の地名
謡曲「女郎花」の舞台になっていることが名前の由来
<女郎花の群生地>
スイカズラ科の鮮やかな黄色の小花を咲かせる多年草
北側にある男山(石清水八幡宮)が、女郎花の群生地だった
夏から秋にかけて、くねりながら黄色い清楚な花を咲かす
秋の七草のひとつ
<古今和歌集 仮名序>
紀貫之が記した一文
「男山の 昔を思ひいでて女郎花の 一時をくねるのにも 唄をいひてぞなぐさめける」
<謡曲「女郎花」>
平安時代
八幡出身の小野頼風(おののよりかぜ)が、京の都で働いており、美しい女性と深い恋仲になる
頼風は、突然、生まれ故郷の八幡に帰ることになり、女性とも疎遠になってしまう
思いを断ち切れない女性は、八幡にいる頼風を訪ねていくと、
若い女性がでてきて「主人は今、おりませんが」と言われる
女性は悲しさのあまり、泪川(なみだがわ)(現在の放生川上流)に身を投げてしまう
それを知った頼風は、女性の遺体を厚く弔い土に埋める
しばらくして、女性を埋めた塚から、女郎花が生え、美しい花が咲いた
頼風は、その女郎花の花を死んだ女性の化身だと思い、近づいてみると、
その花は頼風を避けるかのように避けて曲がってしおれてしまった
頼風は、その花の姿に死んだ女性の哀れさを思い、
自責の念から、後を追って泪川に身を投げた
<女郎花塚>
松花堂庭園の中にある
<女郎花男塚>
頼風の塚
八幡市立図書館の近くにある
以前は、女塚と同じ場所に並んであったといわれる