松尾大社御旅所(まつのおたいしゃ おたびしょ)(Otabisyo of MatsunooTaisya)
所在地:下記4ヶ所
松尾大社御旅所(まつのおたいしゃ おたびしょ)は、
松尾祭のとき、
松尾大社から町に出てこられた分霊をお迎えする神霊社
分霊を乗せた神輿が、神幸祭から還幸祭まで、21日間滞在される
「
御旅所」とは、神社の祭事の神輿渡御(みこしとぎょ)のときに、本宮を出た神輿を迎えて仮に安置されるところ
御旅所の多くは、祭事の時の一時的なものであり、祭事が終われば、神様も還幸され、
御旅所には神様は不在となる
<神幸祭(おいで)>
4月20日以後の最初の日曜日
松尾祭の神幸祭(おいで)において、
松尾七社(大宮社、
月読神社、櫟谷社、宗像社、三宮社、衣手社、四之社)の神輿(
月読神社は唐櫃)が、
ご本殿のご分霊を受けて、拝殿を三回まわる「拝殿廻し」の後、順次、御旅所にむけて出発していく
<還幸祭(おかえり)>
御旅所で安置されていた神輿は、神幸祭より21日目の日曜日の還幸祭(おかえり)で、
松尾大社に戻される
【松尾大社御旅所】
<西七条御旅所>
下京区西七条南中野町
四基の神輿と唐櫃が安置される
<三宮社御旅所>
右京区西京極北裏町
三宮社の神輿が安置される
<
衣手社御旅所>
右京区西京極東衣手町
衣手社の神輿が安置される
<朱雀御旅所>
下京区朱雀裏畑町
還幸祭(おかえり)における途中の御旅所で、6基の神輿が集まり、祭事が行われる