貝合せ(かいあわせ)

貝合せ(かいあわせ):京菓子上菓子

食材:薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう)・餡(あん)

時期:雛祭

別称:貝覆い

 貝合せ(かいあわせ)は、薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう)と餡(あん)で作られる京菓子の一つ

 女の子の幸せを願う縁起物として雛祭に食べられる上菓子

【貝合せの由来】

【貝合せの特徴】

 雅の遊び「貝合せ」にちなみ、貝の形の薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう)の中に餡(あん)が入れられている

 一対の貝殻は、それ以外の貝と合わないことから、
 結婚の縁起物とされ、とくに女の子の幸せを願う縁起物とされる

 <薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう)>
 薯蕷(じょうよ)は、大和芋、山芋、つくね芋などのこと
 薯蕷を饅頭の皮に用いた蒸し菓子を「薯蕷饅頭」と称される
 薯蕷は蒸すとふくらむ性質があり、出来上がった饅頭の皮は、フワッとした食感に仕上がる
 総合的な技術とセンスを必要とし、菓子職人の技量が表れるといわれる

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