八ツ橋(やつはし)(Yatsuhashi)

 八ツ橋(やつはし)は、京都の名物菓子の一つ

 うるち米粉に砂糖・ニッキをを混ぜて生地を作り、薄い短冊形に切り、反りをつけて焼いた菓子

 箏の形を模しており、長軸方向が凸になった湾曲した長方形をしている

【経緯】


【八ツ橋】

 <生八ツ橋>
 生地を焼かずに蒸しあげたもの

 <餡入り生八つ橋>
 生八ツ橋で餡を包んだもの
 商品名では「おたべ」などとも称される
 ニッキ生地、抹茶生地などがある
 餡には、つぶ小豆餡・こしあん・栗餡・チョコレート餡など多くの種類が作られている

八ツ橋発祥の地

 かつて聖護院の森があった熊野神社の境内に「八ツ橋発祥の地」の石標と西尾為治の像が立つ

 西尾為治は、聖護院村の八ツ橋屋 西尾家の12代目
 明治時代から昭和時代初期にかけて、元禄時代からの古法を基調に改良を重ね
 八ツ橋を世界の博覧会に出品し、多くの賞を受け、中興の祖といわれる
 1889年(皇紀2549)明治22年
 パリ万博で銀賞を受賞する


【主な商品】

 <聖(ひじり)>
 聖護院八ツ橋総本店

 <夕子>
 井筒八ッ橋本舗

 <おたべ >
 おたべ

 <あんなま>
 本家西尾八ッ橋


【京都検定 第4回2級】

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