普茶料理(ふちゃりょうり)(Fucha Ryouri)
普茶料理(ふちゃりょうり)は、中国風の精進料理
お寺での会議や打ち合せの時などに、茶礼の後の謝茶(慰労会)で出される
「普茶(ふちゃ)」とは、「普く(あまねく)多数の人にお茶をもてなす」という意味を持つ
【普茶料理の歴史・経緯】
【普茶料理の特徴】
多量の植物油と葛(くず)、新鮮な季節の野菜を使った、高タンパクで低カロリーな料理
植物性食品を煮たり、ごま油で炒めたり、揚げたりされる
萬福寺などでは、二汁六菜が基本とされる
料理の前には、まず煎茶が出される
麻腐(まふ)(胡麻豆腐)、涼伴(和え物)、雲片(うんぺん)(油で炒めた野菜の葛煮)、
油シ(味付け天ぷら)、箏羹(しゅんかん)(季節の野菜の炊き合わせ)、
素汁(すまし汁)、行堂(ご飯またはお粥)などで構成される
大皿盛りにされ、通常4人一組で、残さず食べる
(当時の食事は、各自に膳が配られるのが普通であったため、珍しかった)
(京都には、出された料理を少し残す
風習がある)
【京都検定 第2回3級】
【京都検定 第8回3級】
【京都検定 第19回3級】
【京都検定 第4回2級】
【京都検定 第7回2級】
【京都検定 第6回1級】