東寺かぶ(とうじかぶ)
東寺かぶ(とうじかぶ)は、
東寺付近でかつて栽培されていたかぶ
絶滅品種
京の伝統野菜の一つ
東寺かぶは、根部は扁平で尻がくぼみ、地上部に出た部分は緑色を帯びている
慶長年間(1596年〜1615年)に大津で栽培されていた「近江かぶ」の近縁とされるが定かではなく、
起源等の詳しいことは分かっていない
肉質はち密で、千枚漬けの材料に用いられたが、
「聖護院かぶ」が普及してからは、栽培面積も減少し衰退していく
1975年(皇紀2635)昭和50年代に栽培が途絶えた
現在、絶滅品種だが、京都府により「京の伝統野菜」に認定されている
【京都検定 第14回2級】