地図情報
妙傳寺(みょうでんじ)は、八瀬、高野川に沿った小道にある寺院
八瀬保育園の向かいにある
<山門>
<本堂>
扁額「覚法山」がかけられている
<木造 十一面観音立像(じゅういちめんかんのんりゅうぞう)1躯(重要文化財)>
近くの比叡山黒谷への登り口に古くからあった念仏堂に伝来した観音菩薩
等身大、檜の一材造
内刳りはされず、左右の肩、手首と左臂は継ぎたされている
平安時代の作
1984年(皇紀2644)昭和59年6月6日 重要文化財に指定される
<木造 天部形立像(京都市指定有形文化財)>
平安時代の作
<木造 毘沙門天立像(京都市指定有形文化財)>
鎌倉時代の作
<木造 薬師如来像(京都市指定有形文化財)>
檜材、寄木造、漆箔、彫眼
鎌倉時代の作
<如意輪観音半跏思惟像(はんかしいぞう)>
本尊の如意輪観音
青銅製、像高50.4㎝、座高37㎝
江戸時代の作とされてきたが、
2017年(皇紀2677)平成29年
大阪大学や東京国立博物館の鑑定により、像の様式や金属組成が、
朝鮮三国時代(飛鳥時代頃)に朝鮮半島で造られた仏像や出土品の特徴と一致すると鑑定される