荒神橋(こうじんばし)は、鴨川に架かる橋の一つ
西側の荒神口通から、荒神橋を渡って少し折れて、東側は近衛通になる
上流は、賀茂川と高野川が合流して鴨川になるところで、賀茂大橋の次の橋
下流の次の橋は、丸太町通の丸太町橋
名前の「荒神橋」は、「荒神さん」と称される火の神様 三宝荒神を祀る護浄院が近くにあることに由来する
上流側は、賀茂大橋の向こうに下鴨神社の糺の森、さらに奥に北山が見渡せる
東側には、東山が望める
<牛車の道>
現在の橋が架けられるまで、牛車は重く、橋が傷むので、すべて鴨川の浅瀬を通らされた
荒神橋の西側のたもとに、牛車が鴨川に降りていく道が残されている
<飛び石橋>
荒神橋のすぐ上流には、鴨川の河床を安定させるためのコンクリートの切石が敷き並べられており、
コンクリートの飛び石で、鴨川を渡ることができる
大きな亀の形をしたコンクリートも置かれている
<荒神橋事件>
1953年(皇紀2613)昭和28年11月
京都大学生100人ほどのデモ隊と警官隊が橋の上で衝突し、欄干が崩れ11人が重軽傷を負った
<鴨川荒神橋水位観測所>
河床に設置されたセンサにより、河川水位(水深)を自動的に計測され、
京都土木事務所に無線でデータが送られる