護浄院(ごじょういん)(GoujyouIn)

正式名:常施無畏寺(じょうせむいじ)

所在地:京都市上京区荒神口通寺町通東入荒神町122

天台宗の寺院

本尊:清三宝大荒神

通称:清荒神(きよしこうじん)、こうじんさん、常施寺

ご利益:火の守護神

洛陽三十三所観音巡礼第三番札所(准胝観音菩薩) 右矢印第四番札所へ右矢印

京都七福神巡り(恵比寿神)

京の七福神巡り(福禄寿

 護浄院(ごじょういん)は、京都御苑の東側、寺町通の荒神口付近にある寺院

 本尊の清三宝大荒神は、家庭の竈(かまど)の上に祀られ火の守護神とされ、「清荒神」とも称される

 荒神町の地名の由来になっている

【護浄院の歴史・経緯】



【護浄院の伽藍】

 <本堂>
 神社風の流造で、石の鳥居がある

【護浄院の寺宝】

 <清三宝大荒神>
 本尊
 光仁天皇の皇子 開成親王の作といわれる
 悪魔降服の尊体
 「荒神経」によると、
 七つの災難がたちまち消滅し、七つの福がたちまちやってきて、一切の苦悩から救われる「七難即滅」「七福即生」が説かれる

 <福徳恵美寿神>
 尊天堂に安置されている
 元禁裏に安置されていたが、明治維新の際に、護浄院に移される
 京都七福神の一つ

 <准胝観音菩薩
 観音堂に安置されている
 「仏母准胝尊」の扁額が掲げられており、あらゆる仏さまの母といわれている
 蓮台と共に六尺の立像
 作者不明で、江戸時代初期に池の中から出現したものといわれる
 多くの仏を生み出す母であり、あらゆる人々の悩みに答えて救って下さるといわれる
 子授け観音菩薩として、清浄と母性の象徴、母の願いを叶えて下さるといわれる


【護浄院の祭事】

 <節分会> 節分
 あめ湯、笹酒の接待、福豆くじ付豆まき、星まつり供

 <大般若経転読法会> 5月28日
 厄よけそばの接待

 <お火たき祭(採燈大護摩供)> 11月28日
 行者、稚児おねり行列

【護浄院の御詠歌】

 「あらたかや こうじんどうの じゅんていは いのらばりやく さづけたもうぞ」

【護浄院へのアクセス】

 市バス 荒神口 徒歩約3分

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