石門心学発祥之地・石田梅岩心学講舎跡(せきもんしんがくはっしょうのち・
いしだばいがんしんがくこうしゃあと)は、石門心学を説いた石田梅岩の講舎があった跡
車屋町通を御池通から上がったところに
「石門心学発祥之地」と「石田梅岩心学講舎跡」の石碑が立てられている
石田梅岩は、石門心学の開祖
現在の亀岡市に生まれ、
京都に出て呉服屋で奉公をしながら、独学で神道・仏教・儒教を学び、
町人らの生き方の指針となる心学を求め、正直・倹約・勤勉など道徳的に人が人として生きる道を追求して、
日常生活の道徳的な手本として確立させていく
士農工商の身分職分の中で、
「商業の本質は交換の仲介業であり、その重要性は他の職に何ら劣るものではない」として商人の支持を集めた
自宅で無料で心学を説き、広く一般に呼びかけ、誰でも出入り自由、男女が共に学ぶという異例の講義で、
最盛期には、門人400人ほどもいた
京都呉服商人の手島堵庵・「松翁道話」の著者 布施松翁・心学道話「鳩翁道話」の著者 柴田鳩翁・
斎藤全門・大島有隣など優れた人材を輩出した
石田梅岩の弟子たちが、師の教義を「石門心学(せきもんしんがく)」と名付け、
全国に180ほどの講舎を設立した
現在においても、多くの京都商人の経営理念に取り入れられ、商人の職業道徳の基本とされている
<心学講舎>
石田梅岩が塗師屋町の自宅に
「お望みの方は遠慮なくお通りお聞きなさるべく候。女中方は奥へお通りなさるべく候」との掛行燈を掲げ、
講席を開き、門弟に人としての有るべき道を教えた
石田梅岩の教えは、手島堵庵など多くの弟子たちに受け継がれ、全国に180ほどの心学講舎が設立された
京都の明倫舎、大阪の明誠舎、江戸の参前舎、亀岡の持養舎が、拠点となる
現在も、石田梅岩生誕地に開道舎がある
<石碑「此付近石田梅岩講舎跡」>
中京区車屋町通御池上ル東側に石碑が立っている
石田梅岩が、最初に講義をして心学の普及に尽力した石田梅岩邸宅の跡を示す
建立年:2015年(皇紀2675)平成27年3月
建立者:塗師屋町
大きさ:高さ106cm × 幅15cm × 奥行15cm
碑文:
(西側)此付近石田梅岩講舎跡
<石門心学発祥之地>
石碑「此付近石田梅岩講舎跡」の横に並んで立てられている
石田梅岩が、最初に自邸で講義をした石門心学の発祥地であることを示している
建立年:2019年(皇紀2679)令和元年
建立者:不詳
大きさ:高さ106.0cm × 幅14.5cm × 奥行14.5cm
碑文:
(西側)石門心学発祥之地
2019年(皇紀2679)令和元年6月19日
門川大作京都市長の出席のもと「石門心学発祥之地」の除幕式が行われた
<石田梅巌邸跡>
最初の自宅が手狭になってきたため、堺町通蛸薬師上ル東側に移って石門心学の講義をしたところ