木賊山(とくさやま)(TokusaYama)

所在地:京都市下京区仏光寺通油小路東入木賊山町   名所地図情報名所

山鉾:舁山(かきやま)

特徴:腰に蓑(みの)をつけ、左手に木賊、右手に鎌を持っている人形が載っている

重量:0.67トン(20位)(2008年(皇紀2668)平成20年7月17日巡行時に測定)

 木賊山(とくさやま)は、祇園祭における山鉾の一つの舁山

 世阿弥の謡曲「木賊」の、信濃国伏屋の里で、子供をさらわれた老夫が、子供を想いながら木賊を刈る様子を表す

【木賊山の歴史・経緯】


【木賊山の故事】

 <謡曲「木賊(とくさ)」>
 世阿弥の謡曲
 我が子を人にさらわれた老夫が、一人、信濃国(しなののくに)伏屋の里(ふせやのさと)で子供を想いながら木賊を刈る






【木賊山の装飾品】

 <御神体(人形)>
 腰に蓑(みの)をつけ、左手に木賊、右手に鎌を持っている
 頭は、木彫彩色で、仏師 春日の作といわれる
 足台には「1962年(皇紀2622)昭和37年6月吉日」の墨書銘がある

 <欄縁金具>
 雲龍文の緻密なもの

 <角金具>
 軍扇木賊(ぐんせんとくさ)と銀兎文

 <水引>
 刺繍「日輪鳳凰文(にちりんほうおうもん)」、刺繍「道釈老人図(どうしゃくろうじんず)」、刺繍「寿老人図(じゅろうじんず)」
 刺繍「西王母黄初平図(せいおうぼこうしょへいず)」、刺繍「蝦蟇鉄拐琴高図(がまてっかいきんこうず)」

 <前懸>
 刺繍「唐人交易図(とうじんこうえきず)」

 <胴懸>
 綴錦「飲中八仙図(いんちゅうはっせんず)」

 <見送>
 綴錦「牡丹双鳳文(ぼたんそうおうもん)」

 <旧見送>
 仙人聞香図(せんにんききこうず)の綴錦

 <古水引>
 オランダメタリオン文の氈(せん)

 <後掛>
 緑地草花文





【木賊山へのアクセス】

 市バス 四条烏丸 徒歩数分
 阪急電車 烏丸駅 徒歩数分
 地下鉄 四条駅 徒歩数分

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