翁山鉾(おきなやまほこ)(Okina-Yamahoko)

翁山鉾(おきなやまほこ)

山鉾町:三宅町

所在地:亀岡市三宅町   山鉾の地図

山鉾:曳山

ご神体:能楽「式三番」の白色尉と黒色尉

くじ取らず:毎年、山鉾巡幸の先頭を務める

建造年:不詳

高さ:11.082m
屋根まで:5.144m 屋根幅:2.729m
鉾車の車輪:直径145cm(山鉾11基の中で一番大きい車輪)

 翁山鉾(おきなやまほこ)は、亀岡祭山鉾の一つ

 能楽で、豊年を祈り繁栄を祝うときに演じられる「式三番」の白い面の翁と黒い翁面をつけた三番叟(さんばそう)にちなむ

 白色尉と黒色尉のお面をご神体とされる

 能楽の催しの最初に「式三番」が演じられることから、クジ取らずで、毎年、山鉾巡幸の先頭を務める

 直径145cmの山鉾11基の中で一番大きな車輪をきしませて、一番長い距離を巡行する

【翁山鉾の歴史・経緯】

 江戸時代中期
 1764年(皇紀2424)明和元年頃以降、一時途絶える

 1829年(皇紀2489)文政12年
 ご神体の人形や、前掛、天幕などが整えられて再興する

 昭和時代末頃
 ご神体の人形が新調される

【翁山鉾のご神体】

 白色尉と黒色尉のお面をご神体とされる

 「式三番」に、白い面の翁(おきな)と黒い翁面をつけた三番叟(さんばそう)が登場する

 白色尉は、「式三番」の翁にのみ使用される面
 下がり目は全体がくり抜かれ、長いあごひげや、大きなまゆ毛が特徴的

 翁の役を務める役者はお面をつけずに登場して、舞台上でお面を着ける



【翁山鉾の懸装品】

 <前懸>
 西陣織の大型綴錦「三国志桃園の結義図」
 三国志の主人公の劉備・関羽・張飛が描かれている
 1829年(皇紀2489)文政12年10月吉日の再興のときに新調される
 2006年(皇紀2666)平成18年に修理されている

 <見送>
 西陣織の大型綴錦の「鳳凰額八仙人図」
 1829年(皇紀2489)文政12年10月吉日の再興のときに新調される
 2005年(皇紀2665)平成17年に修理されている

 <下水引幕>
 本緋沙羅地に本色羅紗、および、手刺繍「雲龍の阿吽の図」
 2007年(皇紀2667)平成19年に復元新調

 <見送幕下幕>
 19世紀の李氏朝鮮の毛綴織「楼閣宮廷図李氏朝鮮毛綴」

 <天水引幕>
 本緋沙羅地に本色羅紗および手刺繍「翁面図(白色尉・黒色尉の面の図)」
 2010年(皇紀2670)平成22年に復元新調

 <胴懸>
 「三色赤紺緑羅紗地」
 2005年(皇紀2665)平成17年に復元新調

 <網隠>
 1994年(皇紀2654)平成6年の新調

【その他】

 <能楽「式三番(しきさんばん)」>
 能楽の演目から歌舞伎舞踊や日本舞踊にも取入れられている
 「翁」「神歌」とも称される
 とても神聖かつ尊い演目とされ、女性による上演は制限され、役者は一定の身を清めることが行われる

【翁山鉾へのアクセス】

 JR山陰本線(嵯峨野線) 亀岡駅から徒歩約15分

 亀岡市コミュニティバス ニコチン前あるいは東竪町 徒歩約3分

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