楊枝のお加持大法要(やなぎのおかじだいほうよう)

楊枝のお加持大法要

日時:1月12日〜18日の間の日曜日

場所:蓮華王院 三十三間堂   地図情報

別称:柳のお加持

ご利益:頭痛封じ

 楊枝のお加持大法要は、蓮華王院 三十三間堂で本尊 千手観音さんに祈願した法水を参拝者の頭に注ぎ、
1年間の無病息災を祈る伝統行事

 特に、頭痛封じのご利益があるといわれる

 平安時代から続く伝統行事

 7日間の加持祈祷会の結願日に当たる

【楊枝のお加持大法要】

 楊枝のお加持大法要は、インドから伝わった修法

 平安時代から行われている蓮華王院 三十三間堂で最も重要な法要とされる

 午前9時から内陣が開放され、
 妙法院門跡や出仕僧侶が、聖樹とされる楊枝(やなぎ)の小枝で、本尊 千手観音さんの前で7日間祈願された法水を
参詣者の頭に振りかけ、功徳を分け与え諸病を除く

 後白河天皇の頭痛平癒にあやかったもの

【その他】

 <楊枝(ようじ)>
 楊枝(ようじ)は、奈良時代に仏教と共にインドから中国・朝鮮半島を経て日本に伝わった
 「歯木」と称される
 木の枝の一端を噛んで毛筆の毛先状にしたもの
 お釈迦様が、弟子たちに、歯木で歯を清潔にすることを教えたのが由来といわれる
 中国では、歯木に楊柳(ようりゅう)の木の枝を用いた事から「楊枝(ようじ)」と記されるようになったといわれる
 楊枝は、僧侶が身に付けておくべき「十八物」の一つとされる

 <大的全国大会>
 同じ日に、三十三間堂に沿って60mの射場でを放ち通す「通し矢」の全国大会が行われる

【アクセス】

 市バス 博物館三十三間堂前 徒歩すぐ
 京阪電車 七条駅 徒歩約5分
 京都駅 徒歩20分

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