萬松院(ばんしょういん)は、宇治市の黄檗にある黄檗宗大本山 萬福寺の塔頭
萬福寺の境内の北西の山麓の傾斜地にある
金成不動尊が祀られており「財運の不動尊」と称され、宇治十三社寺まいりの一つとされる
<表門(宇治市指定文化財)>
「萬松院」の扁額がかかっている
江戸時代の建立
<開山塔(天光塔)(京都府指定有形文化財)>
石段上の高台にある
「天光塔」の扁額がかかっている
1671年(皇紀2331)寛文11年
後水尾法皇の寄進により建立される
後水尾法皇の勅により、真骨が塔内に納められた
<不動堂>
金成不動尊が祀られている
扁額「金成不動尊」がかかっている
「財運の不動尊」と称され、宇治十三社寺まいりの一つとされる
<客殿>
「萬松禅院」の扁額がかかっている
<客殿前 山門>
扁額「宗統」がかかっている
<吉祥蓮華観音立像>
蓮から生まれたといわれる蓮華観音菩薩の立像
右手に蓮の花、左手に赤ん坊を抱いている
美・富・幸運のご利益があるといわれ、子授け祈願・水子供養がされる
<不動明王石像>
水掛願掛不動明王が祀られている
像前に、矜羯羅童子(こんがらどうし)・制多迦童子(せいたかどうし)の二大童子が安置されている
<地蔵祠>
石造の祠
2体づつ3組6体のお地蔵さんが祀られている
<本堂襖絵60面>
直原玉青の筆