慈眼堂(じげんどう)は、嵯峨野の清凉寺から西へ愛宕山へ向かう愛宕道にたつ小さなお堂
愛宕道の両側の一帯が「中院」と称され、藤原定家が山荘を営み、しばしば訪れた地
<慈眼堂>
藤原定家の念持仏といわれる十一面千手観音菩薩立像が安置されている
<木造 十一面千手観音菩薩立像(京都市指定有形文化財)>
藤原定家の念持仏といわれる
寄木造り、漆箔、彫眼の技法で制作されている
鎌倉時代初期の様風
藤原定家の死去後に息子 藤原為家が引継ぎ、藤原為家から中院の人々に与えられたといわれ、
「中院観音」と称され、この地の豪農 浜松屋善助屋敷内のお堂に祀られていた
<日待(ひまち)>
1月14日の夜から15日の日出まで
藤原定家、藤原為家の法要も営まれる