伊勢(いせ)
(Ise) 京都通メンバ
平安時代中期の女流歌人

生年:872年(皇紀1532)貞観14年頃
没年:938年(皇紀1598)天慶元年頃
享年:67ぐらい

三十六歌仙
女房三十六歌仙の一人

父親:藤原北家真夏流 伊勢守 藤原継蔭

別称:伊勢の御(いせのご)、伊勢の御息所

 伊勢(いせ)は、平安時代中期の女流歌人

 三十六歌仙の一人

【伊勢の歴史・経緯】

【伊勢の和歌】

 洗練された技巧的歌風で、情熱的な恋歌が多い

 「古今和歌集」以下の勅撰和歌集に176首が入集されており、
 女流歌人として最も多く採録されている

 「古今和歌集」22首
 「後撰和歌集」65首
 「拾遺和歌集」25首

 「小倉百人一首」19番
 難波潟 みじかき芦の ふしのまも あはでこの世を 過ぐしてよとや

 <家集「伊勢集」>
 「三十六人集」の一つ
 冒頭部分は物語的で「伊勢日記」とも称される

 <「亭子院歌合」>
 仮名日記は伊勢の作といわれている


【三十六人撰】

 <三十六歌仙
 「三十六人撰」の二番右方に掲載されている三十六歌仙の一人
 特別枠で10首が掲載されている

 青柳(あをやぎ)の 枝にかゝれる 春雨(はるさめ)は 糸もて貫(ぬ)ける 玉かとぞみる(新勅撰和歌集23)
 千とせ経(ふ)る 松といへども 植ゑてみる 人ぞ数へて 知るべかりける(伊勢集)
 年をへて 花の鏡と なる水は 散りかゝるをや 曇(くも)るとみるらん(古今和歌集44)
 散り散らず 聞かまほしきを ふるさとの 花みてかへる 人も逢はなむ(拾遺集49)
 いづくまで 春は行らん 暮(くれ)はてゝ わかれしほどは 夜になりにき(伊勢集115)
 ふた声と 聞とはなしに 郭公(ほとゝぎす) 夜ふかく目をも 覚ましつるかな(後撰和歌集172・拾遺集105)
 三輪の山 いかに待ち見む 年経(としふ)とも たづぬる人も あらじと思へば(古今和歌集780)
 うつろはむ 事だに惜しき 秋萩を 折れぬばかりも 置ける露かな(拾遺集183)
 人知れず 絶えなましかば 侘びつゝも なき名とだにも 言はましものを(古今和歌集810)
 難波なる 長柄(ながら)の橋もつくるなり 今はわが身を 何にたとへむ(古今和歌集1051)

【伊勢のゆかりの地】

 <占出山
 水引の肉入刺繍「三十六歌仙図」
 三十六歌仙の人物画と歌も刺繍されてる

 <長神の杜地区
 小倉百人一首歌碑巡りの一つで、歌碑が建てられている

 <嵯峨嵐山文華館
 伊勢の人形などが展示されている


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