事始め(ことはじめ)
事始め(ことはじめ)は、花街や室町・西陣の旧家などで、
12月13日を1年の区切りとして、この日から正月を迎える準備を始めること
【事始め(ことはじめ)】
1年の感謝をこめて本家や得意先などへの挨拶回りをする
芸子・舞妓さんたちは「今年もよろしゅうおたのもうします」と家元に挨拶をし、ご祝儀の舞扇を受けて精進を誓う
また、家元では、稽古場に「玉椿(たまつばき)」の軸がかけられ、門弟から届けられた鏡餅が段飾りされる
昔はこの日に、門松やお雑煮や餅作りの薪など、お正月に必要な木々を山へ取りに行く習慣があった
旧暦の12月13日の二十八宿は必ず「鬼」になっており、
鬼の日は、婚礼以外は全てのことに吉とされており、この日が選ばれたとされる
【その他】
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京舞 井上流>
事始めには、正月の準備が始められ、稽古場に「玉椿」の軸が掛けられ、門弟から届けられた鏡餅が飾られる
舞妓さんは、師匠から舞扇が渡される
【京都検定 第1回3級】
38.花街について、次のことは正しいかどうか?
(ウ)新年を迎えて芸舞妓が一堂に会して精進を誓う行事を「事始め」という
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