1年の感謝をこめて本家や得意先などへの挨拶回りをする
芸妓・舞妓さんたちは「今年もよろしゅうおたのもうします」と家元に挨拶をし、
ご祝儀の舞扇を受けて精進を誓う
また、家元では、稽古場に「玉椿(たまつばき)」の軸がかけられ、門弟から届けられた鏡餅が段飾りされる
昔はこの日に、門松やお雑煮や餅作りの薪など、お正月に必要な木々を山へ取りに行く習慣があった
旧暦の12月13日の二十八宿は必ず「鬼」になっており、
鬼の日は、婚礼以外は全てのことに吉とされており、この日が選ばれたとされる
<京舞 井上流>
事始めには、正月の準備が始められ、稽古場に「玉椿」の軸が掛けられ、門弟から届けられた鏡餅が飾られる
舞妓さんは、師匠から舞扇が渡される
<北野天満宮>
12月13日の事始めから、元旦の初茶に入れて1年間を無病息災を祈願して飲む大福梅の授与が始められる