芸子・舞妓さんは、第一正装の黒紋付きに、正月の縁起物の本物の稲穂の簪(かんざし)(髪飾り)をつけ
「おめでとうさんどす」「今年もよろしゅうおたのもうします」となどと関係者とあいさつ交わし、
「芸妓・舞妓さんの誓い」の一同斉唱などで、その年の精進を誓う
<祇園甲部>
八坂女紅場学園
「芸妓・舞妓さんの誓い」の一同斉唱
売上の優秀な芸妓・舞妓さん、お茶屋の表彰が行われる
最後は、京舞井上流家元の祝いの地唄「倭文(やまとぶみ)」の舞でしめくくられる
<宮川町> 東山女子学園
<祇園東> お茶屋組合の二階
<先斗町> 先斗町歌舞練場
<上七軒>
1月9日に上七軒歌舞練場で行われる
<稲穂の簪(かんざし)>
芸子・舞妓さんは、各月ごとに決まった花かんざしをつける
元旦・始業式には、鳩がとまった本物の稲穂の簪をつける
芸妓は左に、舞妓さんは右にさすのが習わしといわれる
最初は、簪の鳩に眼が入っていない
自分で片方の眼を描いて、もう片方を好意を抱いた人に入れて貰うと、想いが叶うといわる
<黒紋付き>
第一正装
黒紋付きは、始業式と八朔の日の年に2回しか着ない