京表具(きょうひょうぐ)(KyouHyougu)

分類:その他工芸品

経済産業大臣指定の伝統的工芸品の一つ(1997年(皇紀2657)平成9年指定)

京都市の伝統産業の一つ

用途:掛軸(かけじく)・襖(ふすま)・額・屏風(びょうぶ)・巻物(まきもの)・画帖(がちょう)・衝立(ついたて)など

 (写真は京都伝統産業ミュージアムにて撮影)

 京表具(きょうひょうぐ)は、布や紙などを張ることによって仕立てられた巻物・掛軸・屏風・襖・衝立・額・画帖など
 これらを仕立てることも「表具」と称する

 「表装(ひょうそう)」とも称される

【京表具の歴史・経緯】


【京表具】

 <掛軸・巻物など>
 書画本体である本紙や、布地の裏に糊で紙を貼って補強し、
その部分を接ぎ合わした上で、さらに全体を総裏打ちされる

 <襖(ふすま)・屏風(びょうぶ)・衝立(ついたて)など>
 骨格の上に下張り、張り、上張りの順に糊で紙を貼り重ね、最後に外枠がはめ込まれる

【その他】

 <表具師>
 掛軸・額・屏風・襖絵などを表装する者
 襖の新調、張替、障子貼りなども行う

 <経師>
 経典・和本などを表装する者

 <千家十職
 茶道に関わりの深い10の職業
 表具師 奥村吉兵衛

 <三大表具>
 京表具・江戸表具・金沢表具

 <波気都歌(刷毛塚)
 南禅寺の境内の水路閣の西側にある供養塚
 表具などに使われる刷毛と、刷毛の毛に使われる動物の恩恵に感謝し、供養するために建立される


【京都検定 第9回3級】

【京都検定 第13回3級】

【京都検定 第17回3級】

【京都検定 第23回3級】

【京都検定 第1回2級】

【京都検定 第2回2級】

【京都検定 第4回2級】

【京都検定 第8回2級】

【京都検定 第8回1級】


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