村田珠光(むらたじゅこう)(Murata Jyukou)

村田珠光(むらたじゅこう)は、室町時代中期の茶人

生年:1423年(皇紀2083)応永30年
没年:1502年(皇紀2162)文亀2年5月15日

 村田珠光(むらたじゅこう)は、茶の湯に禅の精神を取り入れた「草庵の茶」を創始した「わび茶の祖」

【村田珠光の歴史・経緯】


【村田珠光好みの茶道具】

 <珠光名物>
 村田珠光が好んだといわれる茶道具は多く、総称して「珠光名物」と称される
 珠光茶碗
 投頭巾茶入
 珠光文琳
 珠光香炉
 圜悟の墨蹟
 徐熙の鷺の絵

【村田珠光ゆかりの地】

 <真珠庵
 方丈東庭の枯山水庭園国の史跡名勝
 真珠庵で最も古いといわれる室町時代の村田珠光の作庭
 7・5・3と合計15個の石が配されており、「七五三の庭」と称される

 村田珠光のお墓もある


 <茶人珠光古蹟
 西洞院通三条通を下った柳水町にある村田珠光の住居跡地
 近くに、千利休も用いたといわれる柳の水がある
 足利義政も度々訪れて茶を飲んだといわれる

【村田珠光の主な著書】

 <心の文>
 茶の湯が、人間の成長をもたらす心の道であるということを教える

 「和漢のさかいをまぎらかす」
 唐物中心の茶の湯の道具に対して、和物と調和させて新しい美を作ることが記されている

 「月も雲間のなきは嫌にて候」
 満月の明るく輝く月よりも、雲の間に見え隠れする月の方が美しいと述べているように、
「不足の美」を楽しむ心に「わび茶」があるとされる


【京都検定 第1回3級】

45.室町時代に、村田珠光によって創始された禅の精神を取り入れた草庵の茶を受け継いで「わび茶」を大成したのは誰か?

【京都検定 第7回3級】

【京都検定 第11回3級】

【京都検定 第1回2級】

【京都検定 第3回2級】

【京都検定 第5回2級】

【京都検定 第15回2級】


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