宝ヶ池(たからがいけ)は、岩倉盆地南辺、左京区松ケ崎にある 江戸時代中期に造られた人工池
北東畔には、国立京都国際会館、子供の楽園などがある
四方を小山に囲まれ、比叡山を望む景勝地
周囲:1.8kmの人工池
池からは、岩倉川、高野川が流れ出て、井出ヶ鼻井堰から松ヶ崎村に灌漑用水が送られた
<名前の由来>
周辺の農村では、深刻な水争いが続いていたことから、「宝のような水」との思いが込められているといわれる
池の形が分銅型で、「宝」にたとえられたともいわれる
宝暦年間に造られたためともいわれる
<宝が池公園>
国立京都国際会館、グランドプリンスホテル京都に隣接する憩いの場
比叡山と国立京都国際会館を借景として楽しむ遊歩道、ボート遊びが出来る池、運動公園などがある
四季を通じて花の名所であるように設計されており、特に約660本の桜の名所
<こどもの楽園>
子供たちが自分の体を使って遊べるように工夫された様々な遊具が設置されている
中学生以上だけでの入園は不可
<いこいの森>
こどもの楽園と、宝が池公園本体部とを結ぶ
野鳥観察の施設もある
平安騎馬隊所属馬の厩舎がある
<深泥池>
同じ、松ヶ崎丘陵の西側にある池
<瓦窯跡>
飛鳥時代の瓦窯跡
1963年(皇紀2623)昭和38年
国立京都国際会館の建立に伴い発掘された