元伊勢内宮 皇大神社(こうたいじんじゃ)
(KoutaiJinjya) 京都通メンバ
所在地:福知山市大江町内宮 
   鳥居地図情報鳥居

祭神:天照大御神

社格:府社

創始:BC59年(皇紀602)崇神天皇39年

通称:大神宮さん

岩戸山京都府歴史的自然環境保全地域

 元伊勢内宮 皇大神社(こうたいじんじゃ)は、福知山の最北東部、日室ヶ嶽(岩戸山)の麓にある神社

 元伊勢(吉佐宮)の伝承地の一つ

【元伊勢内宮 皇大神社の歴史・経緯】

【元伊勢内宮 皇大神社の境内】

 境内の中心に本殿があり、本殿を囲むように末社83社が祀られている

 <一の鳥居(石鳥居)>
 境内最南端、宮津街道から境内への参道登口に立っている
 社標石碑「元伊勢内宮皇大神社」が立っている

 <表参道>
 一の鳥居から約300mの参道
 220段の自然石の石段がある

 <神楽殿>
 1823年(皇紀2483)文政6年の建立

 <齋館>
 <社務所(授与所)>

 <二の鳥居(黒木の鳥居)>
 表参道を登ってきた神域入口にある
 野宮神社、豊受大神社と同じ素朴で原初的な様式
 樹皮のついた丸太のままの木で造られている

 <本殿>
 桁行3間、梁間3間、神明造、茅葺
 内削ぎの千木、堅魚木が10本、左右に棟鰹木がある
 伊勢神宮の古制と同形式
 本殿の裏側に扉がある遙拝形式で、来訪神の信仰がされていた

 1656年(皇紀2316)明暦2年
 宮津藩藩主 京極高国により社殿が建立された棟札が残されている
 60年に1度、甲子の年に式年遷宮の定めがあった
 1701年(皇紀2361)元禄14年
 宮津藩藩主 奥平昌成により社殿が修造される
 1872年(皇紀2532)明治5年
 式年遷宮により社殿が修造される
 以降、式年遷宮が途絶える
 2010年(皇紀2670)平成22年
 平成の大改修が行われた


 <拝殿>

 <和泉式部歌塚>

 <龍燈の杉>
 本殿の左側(西側)に立つ
 樹齢2千年といわれるご神木
 1994年(皇紀2654)平成6年
 落雷・台風などで枯死寸前だったため樹勢回復施術が行われる
 小枝が採取され、接ぎ木・挿し木で若木を生育され、親木のそばに根づいている

 節分の夜の丑三つ時、木の梢に、龍王が龍宮から天照大御神に神灯を捧げるといわれる
 その灯は、下枝から上枝へと昇っていき、天に至るといわれる


 <麻呂子杉>
 表参道の中ほどに立つ
 聖徳太子の弟 麻呂子親王が、
 丹後国与謝郡河守庄三上嶽に棲む英呉・軽足・土熊の3人の賊を追討されたときに、
御手植えされたといわれる
 3本植えられたが、落雷などで枯死し1本のみ生育している
 森の京都 天上の木10選に選定されている

 枯死した麻呂子杉の株から若芽が自生して再生育している


 <カネのなる石>
 表参道の脇、御門神社の左にある
 板状の石で、小石で打つとカーンカーンと金属音が鳴る
 厄除けを祈願しながら打つ
 金運のご利益があるともいわれている

 <日室ヶ岳遙拝所
 境内から天岩戸神社に向かって約200mのところにある
 日室ヶ岳(岩戸山)は、ピラミッドに似ており、原生林におおわれた神霊降臨の神体山
 頂上には磐座とされる巨岩があり、皇大神社はもとこの山頂にあったともいわれる
 夏至の日には、夏越の大祓が行われ、遥拝所から拝むと太陽が頂上に沈む
 「一願さん」と称され「一つだけ願い事をすれば叶う」という一願成就信仰がある

 <岩戸山京都府歴史的自然環境保全地域>
 京都府下でも有数の常緑広葉樹林の原生樹林
 日室ヶ岳(岩戸山)は、神霊降臨の神体山とされ、禁足地とされてきたため、天然林が生育している
 宮川の渓谷・渓流の巨岩の上に立つ天岩戸神社の本殿・御座石・神楽岩などの由緒のある地物が一体となって、
渓谷の両岸を覆う天然林と密接に結びつき、すぐれた歴史的風土が保持されているとされる
 1984年(皇紀2644)昭和59年に指定されている

【元伊勢内宮 皇大神社の摂社末社】

 境内の本殿の両側に脇宮2社、本殿を囲むように末社83社が祀られている

 <八方詣(八方除参り)(八方開き参り)>
 本殿を囲む摂社末社を参拝し、四方八方の厄を取り除く祈願をする

 <摂社(脇宮) 栲機千々姫社>
 本殿の左脇(西側)にある
 祭神:栲幡千々姫命(たくはたちぢひめのみこと)

 <摂社(脇宮) 天手力雄命社>
 本殿の右脇(東側)にある
 祭神:天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)

 <御門神社>
 神域の手前、表参道の脇ある
 祭神:奇岩窓神(くしいわまどのかみ)・豊岩窓神(とよいわまどのかみ)
 天岩戸を守る御門の神で、四方四隅、上下、八方十方からくる悪邪の厄を防ぎ祓い清める

 <奥宮 天岩戸神社>
 福知山市大江町佛性寺字日浦ケ嶽
 境内の西方に、宮津街道の西側にある
 祭神:天手力雄命、櫛岩窓戸命、豊岩窓戸命、大宮売命、八意思兼命
 近くに五十鈴川(宮川)が流れている

 御座石
 本殿の裏側に、川をふさぐようにある巨岩
 この上に神さんが座して天下ったといわれる

 神楽石(産盥·産釜)
 本殿の左手の宮川の中にある巨石
 くぼみがあり、神さんが湯浴みをしたところといわれる
 ここが濁れると、川が大荒れになるといわれている

【元伊勢内宮 皇大神社の祭事】

 <八朔祭>
 9月1日
 大名行列を模して練り歩く「練込」の神事が行われる
 かつて宮津藩藩主が祈願のため行列をなして参拝したことに由来する

【その他】

 <福知山市大江町の元伊勢三社>
 伊勢神宮に鎮座されるまでの元伊勢の伝承地とれる3社
 皇大神社:福知山市大江町内宮:皇大神宮(伊勢神宮皇大神宮(内宮))の元宮伝承地
 豊受大神社:福知山市大江町天田内:豊受大神宮(伊勢神宮豊受大神宮(外宮))の元宮伝承地
 天岩戸神社:福知山市大江町佛性寺:皇大神社の奥宮

【元伊勢内宮 皇大神社のアクセス】

 市営バス(大江山の家線) 内宮上 徒歩約15分
 京都丹後鉄道 宮福線 大江山口内宮駅 徒歩約15分

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