九手神社(くてじんじゃ)
(KuteJinjya) 京都通メンバ
所在地:京都府船井郡京丹波町豊田九手 
   鳥居地図情報鳥居

祭神:大山咋命

社格:村社

創始:1029年(皇紀1689)長元2年9月31日

創建:豊田地頭 藤原定氏

ご利益:日照り、疫病の守護神

重要文化財:1棟(本殿)
京都の自然200選:九手神社のアラカシ

 九手神社(くてじんじゃ)は、京丹波町の南部中央部、国道9号に南面している神社

 カエデの大木も多く生育しており紅葉の名所となっている

【九手神社の歴史・経緯】

【九手神社の境内】

 <鳥居>
 2006年(皇紀2666)平成18年の建立

 <本殿(ほんでん)1棟(重要文化財)>
 三間社流造、勾配の優美な檜皮葺
 蟇股(かえるまた)や勾欄(こうらん)などに室町様式が残っている
 1498年(皇紀2158)明応7年3月3日の再建
 1921年(皇紀2581)大正10年4月30日 重要文化財に指定される
 1934年(皇紀2594)昭和9年 解体修理が行われる
 附指定:棟札 2枚
  1029年(皇紀1689)長元2年9月31日の創建のときの棟札もある

 <八幡宮>
 本殿左側にある

 <アラカシ(京都の自然200選)(京丹波町指定天然記念物)>
 樹齢500年から800年、樹高約15m、幹周4mの巨樹古木
 アラカシは通常、古木となると幹が空洞化して枯れやすくなるため、生育優良な巨樹古木は貴重とされる
 2004年(皇紀2664)平成16年3月5日 京都の自然200選に選定される
 2010年(皇紀2670)平成22年2月5日 京丹波町指定天然記念物に指定される

 <牡丹桜>
 <カエデ>
 大木も多く生育しており紅葉の名所となっている

【九手神社の祭事】

 <例祭>
 10月17日に近い日曜日
 かつては、7社のお神輿が集まってきたといわれる

【その他】

 <権中納言 大江匡房の歌>
 平安時代後期に参拝されたときの歌
 「たころに そ色は見えけり朝日影 匂へる梅は 紅の里」

 <京丹波町豊田鳥居野>
 九手神社の約700m南の地名
 一の鳥居跡があり地名の由来となっている
 山陰街道の旧街道から参道が続いていた
 ぶどう畑とワイナリーがあり「鳥居野ワイン」という銘柄もある

【九手神社へのアクセス】

 中京交通バス 九手神社前 すぐ

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