桜餅(さくらもち)

京菓子の一つ

種類:餅菓子

名物地:嵐山など

時期:四月朔日
祭事:雛祭
季語:春

食材:道明寺糒(どうみょうじほしいい)、桜の葉

創始:1717年(皇紀2377)享保2年頃

別称:道明寺餅

 桜餅(さくらもち)は、薄い桜色に染めた餅に、塩漬けで香る桜の葉を巻いた和菓子

 四月朔日餅として用いられたり、雛祭に楽しまれたりする

 桜の名所の嵐山などで、春の名物菓子とされている

【桜餅の経緯】

【桜餅】

 道明寺糒(どうみょうじほしいい)を用いてムチムチプツプツとした感触のお餅が用いられる

 道明寺糒から白い道明寺餅ができ、それを薄い桜色に染めた餅の中に餡(あん)を入れて、塩漬けされた桜の葉が巻いてある

 <道明寺糒(どうみょうじほしいい)>
 米粉の一つ
 菅原道真とその伯母 覚寿尼(かくじゅに)を祭神とする、藤井寺市の道明寺天満宮に由来する
 「糒(ほしいい)」とは「乾飯(ほしいい)」のことで、ご飯が乾いて半透明になった状態のもののこと
 覚寿尼が、道明寺で御飯を乾燥させたものが有名になり「道明寺糒」と称されるようになった

 糯米(もちごめ)を2日間水に浸して、蒸した後、10日間ほど乾燥させる
 さらに、20日間ほど白天火で干したものを石臼にかけて仕上げる
 それを、丸粒、二つ割、三つ割などの適当な粒に粗挽きされる
 保存食、携帯食として用いられ、湯や水で戻して食べられる

 <桜の葉>
 桜の葉は、香付け、乾燥を防ぐものとして用いられる
 桜餅の独特の芳香は、桜の塩蔵葉に含まれる香り成分のクマリンによるもの
 葉がやわらかく毛が少ないオオシマザクラの葉を塩漬けにして用いられる
 伊豆半島の松崎町で、全国シェア70%ほどが生産されている


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