畑菜の辛子和え(はたけなのからしあえ)は、2月初午の日に食べられるおばんざい
初午の日には、お稲荷さん(伏見稲荷大社)へ参拝し、畑菜の辛子和えを食べると縁起がいいといわれる(初午の稲荷詣)
白ごまを炒ってよく擂り(すり)、といた辛子とすり合わせて、淡口醤油と昆布だしで味をととのえ、
ゆでた畑菜とあえる
短冊に切った油揚げをまぜてもよい
ツンと鼻へくる辛子と、ごまの香りが特徴
畑菜は、京の伝統野菜の一つ
畑菜の産地:伏見区久我地域
畑菜は、冬の寒い時期に霜があたって甘くなる
<畑菜の栄養価>
ほうれん草と比較すると、カルシウムが約2倍・ビタミンB6が約2倍・総ビタミンCが約1.5倍
含まれるといわれている
ビタミンB6が欠乏すると、肌荒れやニキビ・吹き出物ができやすくなるといわれ、
肌が乾燥しやすい冬の時期に適した旬の野菜とされる
<畑菜の料理>
辛し和え・煮物・おひたし等