蟷螂山(とうろうやま)(TourouYama)

所在地:京都市中京区西洞院通四条上ル蟷螂町   地図情報

山鉾:屋台(やたい)

特徴:絡繰(からくり)の大蟷螂(かまきり)が乗っている

重量:1.22トン(11位)(2008年(皇紀2668)平成20年7月17日巡行時に測定)

別称:かまきり山

 蟷螂山(とうろうやま)は、祇園祭における山鉾の一つの舁山

 御所車と、その屋根の上に絡繰(からくり)で動く大蟷螂(おおかまきり)が乗っている

 応仁の乱の以前からあったといわれる

 洛中洛外図屏風など祇園祭を描いた絵画に多く描かれている

【蟷螂山の歴史・経緯】







【蟷螂山の故事】

 「蟷螂(とうろう)の斧を以て隆車の隧(わだち)を禦(ふせ)がんと欲す」という中国の詩文にちなむ

 「蟷螂の斧」とは、自分の力のほどをわきまえず、大敵に立ち向かうこと
 カマキリが自らの力をも顧みず、強敵に立ち向かい、斧で大車を防ぎ止めようする様子を表している

 南北朝時代
 足利義詮軍と戦い戦死した、当蟷螂町の四条隆資(しじょうたかすけ)の武勇ぶりをカマキリに見立て
四条家の御所車に蟷螂を乗せて巡行したのが由来といわれる




【蟷螂山の装飾品】

 <蟷螂(とうろう)>
 絡繰(からくり)により、カマキリが鎌首を大きくもち上げる
 宵山のときから、山の上の御所車に乗せられる
 町会所には、先代のカマキリも展示されている

 <御所車>

 <懸装品>
 1981年(皇紀2641)昭和56年
 復興のときに前懸・胴懸・見送が新調される
 羽田登喜男の作
 山鉾初の友禅染

 1999年(皇紀2659)平成11年
 友禅の水引が新調される


【蟷螂山へのアクセス】

 市バス 四条烏丸 徒歩数分
 阪急電車 烏丸駅 徒歩数分
 地下鉄 四条駅 徒歩数分

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