京都市考古資料館(きょうとしこうこしりょうかん)は、上京区今出川通にある考古資料専門の博物館
京都市の発掘調査で出土した旧石器時代から江戸時代の約1,000点の考古資料が展示されている
埋蔵文化財の発掘・研究・保護などを目的とする公益財団法人京都市埋蔵文化財研究所の、
発掘・調査・研究の業績を発表・展示公開するために設立され運営されている
埋もれていた考古資料の展示品を通して、過去の人々の暮らしや文化にふれ、
貴重な文化遺産を未来へ受け継ぐことの大切さを考え、普及啓発を図っている
<1階玄関ホール>
玄関ホールのガラス面に、羅城門を約20分の1に縮小した模式図が描かれている
朝顔型埴輪と平安京の殿舎の屋根にあった「しび」が置かれている
<1階 情報コーナ>
パソコン、ビデオライブラリなどがある
<1階正面 速報展示コーナ>
最新発掘調査の出土遺物、遺跡・遺構の写真などが展示されている
<1階特別展示室>
<2階常設展示室>
平安時代の土器変遷、縄文住居跡、時代別になど展示されている
考古遺物に触れたり、手に取って観察できる「オープン展示コーナ」もある
<出土品>
平安時代以前の豪族たちが巨大な墳墓を築いていた時代の出土品
約1,000点が、その時代背景の説明と共に常設展示されている
<縄文時代初期の住居跡>
発掘された住居跡から型をとった実物大のレプリカで、炉や作業台の石、柱坑などが展示されている
<兵馬傭>
秦の始皇帝のお墓(泰山)の「兵馬傭」の原寸大のレプリカが展示されている
<公益財団法人京都市埋蔵文化財研究所>
京都市考古資料館の裏手にある
京都市の遺跡地図などが販売されている
<旧西陣織物館(京都市登録有形文化財)>
西陣織を展示即売することを目的としていた
1914年(皇紀2574)大正3年
本野精吾の設計、清水組の施工により建築された近代主義建築の先駆的建物