地図情報
愛宕山鉄道(あたごやまてつどう)は、愛宕山の愛宕神社へ向かう参詣路線として運営していた鉄道
現在の嵐山駅から、愛宕山山麓の清滝駅までの平坦線と
愛宕山登山口の清滝川駅から愛宕駅までの鋼索線(ケーブルカー)の2路線があった
愛宕駅には、ホテルや愛宕山遊園地、スキー場などが開業して、リゾート化したが、
太平洋戦争中に全線が不要不急線に指定され、廃線となり、観光施設もすべて閉鎖された
ケーブルケーブルカーとしては、現在に至るまで日本最長で「東洋一のケーブル」と称された
愛宕山の愛宕神社へ向かう参詣路線として、
現在の嵐山駅から、愛宕山山麓の清滝駅までの平坦線と、
愛宕山登山口の清滝川駅から愛宕駅までの鋼索線(ケーブルカー)の2路線があった
平坦線の清滝駅は、清滝トンネルを出てすぐのところにあり、
鋼索線の清滝川駅には、徒歩で、清滝川に架かる橋を渡る必要があった
愛宕神社の千日詣りのときは終夜運転が行われた
<平坦線>
路線距離:3.39km
軌間:1435mm(標準軌道)
電化区間:全線(直流600V)
嵐山駅から清滝トンネルの手前までの2.94kmが複線、清滝トンネルから清滝駅までの0.45kmが単線
駅数:5
嵐山駅 - 嵯峨西駅 - 釈迦堂駅 - 鳥居本駅 - 清滝駅
嵐山駅は、京都電灯本線(現在の京福電気鉄道)の嵐山駅に併設されていた
現在の1番線で発着していた
嵯峨西駅では、鉄道省(現在のJR西日本)山陰本線 嵯峨駅(現在の嵯峨嵐山駅)に接続していた
開業時の運賃:嵐山-清滝間15銭
所要時間:約10分
<鋼索線>
路線距離:2.13km
高低差:639m
ケーブルカー線としては、現在に至るまで日本最長で「東洋一のケーブル」と称された
駅数:2
清滝川駅 - 愛宕駅
開業時の運賃:50銭(往復1円)
所要時間:約10分
愛宕駅から愛宕神社までは距離があったため、索道(ロープウェイ)の建設も計画されていたが実現しなかった