無関普門(むかんふもん)

鎌倉時代中期の臨済宗の僧

生年:1212年(皇紀1872)建暦2年
没年:1291年(皇紀1951)正応4年12月12日
享年:80

諱:玄悟
房号:普門房
諡号:大明国師

出身:信濃国(長野県)
墓所:天授庵南禅寺塔頭

 無関普門(むかんふもん)は、鎌倉時代中期の臨済宗聖一派(しよういちは)の僧

 東福寺の第三世住持となり、亀山上皇により南禅寺の開山に迎えられる

【無関普門の歴史・経緯】

【無関普門ゆかりの地】

 <南禅寺
 亀山法皇が、亀山天皇が、大宮院(亀山天皇の母親)の御所として造営した離宮 禅林寺殿を寺院に改め、
当時80歳の無関普門を開山として「龍安山(りょうあんざん)禅林禅寺(ぜんりんぜんじ)」と名付ける

 日本最初の皇室の発願による禅寺とされる

 <龍吟庵
 東福寺塔頭
 東福寺第三世 無関普門が創建、終焉の地となった住居跡であり塔所(墓所)
 東福寺塔頭のなかでも第一におかれている

 <天授庵
 南禅寺塔頭
 虎関師錬(こかんしれん)が、光厳天皇の勅許を得て、南禅寺を開山した無関普門の塔所として建立
 無関普門が、中国 宋の師から贈られ、用いていたといわれる九条袈裟などを所蔵する

 <光雲寺
 無関普門が、摂津国(現在の大阪府)難波の四天王寺の近辺に退いたときに創建した道場が由来

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