地蔵寺(じぞうじ)は、桂川の西、桂春日町にある寺院
 平安時代には、丹波から送られてくる材木の集積波止場でもあった
 山陰街道の出入口にある桂地蔵と称され、六地蔵めぐりが行われる
 <地蔵堂>
 門を入って正面の左側に建つ
 三間四方、宝形造
 桂地蔵尊像が祀られている
 <薬師堂>
 地蔵堂の向かって右隣に建つ
 <石造 宝篋印塔(ほうきょういんとう)>
 <桂地蔵尊像>
 地蔵堂に祀られている
 852年(皇紀1512)仁寿2年
 小野篁が、木幡山(こばたやま)の一本の桜の大木から六体の地蔵菩薩像を刻んだもの
 この桂地蔵尊像は、一木の最下部の部分で刻まれたもので、「姉井菩薩」と称される
 京都六地蔵第三番札所
 <石造薬師如来像>
 薬師堂に祀られている
 鎌倉時代初期の作
 <六地蔵尊石像>
 地蔵堂の左横に並んでいる
 <日比地蔵尊像>
 第二次世界大戦で戦没した人々の霊を弔い、世界平和とフィリピンとの親善を祈願して有志により建立されたもの
 <六地蔵めぐり>
 地蔵盆
 8月22、23日
 桂六斎念仏(かつらろくさいねんぶつ)(国の重要無形民族文化財)が行われる
 <薬師盆>
 9月8日