華厳寺(けごんじ)鈴虫寺
(KegonJi) 京都通メンバ
所在地:京都市西京区松室地家町 
   卍地図情報卍

臨済宗の単立寺院

山号:妙徳山(みょうとくざん)

本尊:大日如来

創建:鳳潭上人(ほうたんしょうにん)

中興の祖:慶厳

通称:鈴虫寺(すずむしでら)
別称:華厳禅寺

歴史的風土保存区域

ご利益:幸福祈願、入学・開運・良縁祈願、家内安全

 華厳寺(けごんじ)は、西京区の松尾の南、延朗寺山の中腹にある寺院

 住職が鈴虫の声に開眼され、一年中、鈴虫が鳴いていることで「鈴虫寺(すずむしでら)」と称せられる

【華厳寺の歴史・経緯】




【華厳寺の伽藍】

 かつての最福寺の旧地に造営された

 <本堂>
 扁額「華厳寺」は、隠元の筆
 鳳潭筆という聯が掲げられている
 瓦は、鎌倉時代の西福寺の遺構といわれている

 本尊 大日如来坐像は、平安時代の作
 鎌倉時代の宝冠釈迦如来像、鳳潭上人坐像も安置されている

 1912年(皇紀2572)大正元年、現在の本堂が再建される


 <庭園「七仏の庭」>
 釈迦が生まれるまでの過去仏を7つの石で表されている
 三角・四角・黒竹・黄竹など様々な種類のが集められている
 紅葉の名所でもある

 <幸福地蔵
 山門前におられる
 草鞋(わらじ)を履いている
 お地蔵さんは願をかけた人のところへ出向き、一つだけ願い事をかなえてくれるといわれる


 <鎮守社 白龍大明神>

 <万虫供養塚
 秋の彼岸に、虫供養が行われる


 <お墓>
 庫裡背後に墓地がある
 開山 鳳潭のお墓がある


 <谷ヶ堂>
 華厳寺の東方にある小堂
 旧地の最福寺の遺構

 <法話堂 百花軒>
 西芳寺川の華厳寺橋を渡って本山へ向かうまでの左側にある




【華厳寺の祭事】

 <万虫供養>
 秋の彼岸

 <千羽鶴と草鞋のお焚き上げ供養>
 12月23日

 <納めの地蔵・大根焚き>
 12月23日・24日
 一年のお地蔵さまへの感謝と翌年の無病息災を願う
 炊いた大根が奉仕される




【その他】

 <茶菓子「寿々むし(すずむし)>
 落雁の中に、胡麻状の紫蘇の葉が入っている


 <最福寺
 華厳寺は、最福寺の旧地に造営された
 現在は、谷ヶ堂が残されている

【華厳寺へのアクセス】

 京都バス 苔寺すずむし寺 徒歩約3分
 市バス 苔寺道 徒歩約5分
 阪急電車 嵐山線 松尾駅 徒歩約15分

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