勝持寺(しょうじじ)
(SyoujiJi) 京都通メンバ
所在地:京都市西京区大原野南春日町 
   卍地図情報卍

天台宗の寺院

山号:小塩山(おしおざん)
院号:大原院

本尊:薬師如来

創建:679年(皇紀1339)白鳳8年

創建:役行者(えんのぎょうしゃ)

西国薬師四十九霊場 第42番札所

旧称:大原寺(たいげんじ)
通称:花の寺

重要文化財:4件(仏像4躯・書跡典籍1件)

 勝持寺(しょうじじ)は、京都西南の郊外の大原野にあり、大原野神社に隣接する寺院

 約100本の桜が境内を埋め尽くすことから、「花の寺」と称されている桜の名所

 平安時代末期の僧 西行法師ゆかりの「西行桜(三代目)」が鐘楼のそばにある

【勝持寺の歴史・経緯】



【勝持寺の伽藍】

 <瑠璃光殿(るりこうでん)>
 本尊 薬師如来坐像(重要文化財)が祀られている

 <不動堂>

 <西行姿見ノ池>

 <鐘楼>

 <西行桜(さいぎょうさくら)
 鐘楼の傍らの、西行法師が植えたゆかりの八重桜
 現在の桜は、三代目

 <鏡石(かがみいし)>
 不動堂の前にある
 光沢があり、西行が剃髪に用いたものといわれる

【勝持寺の寺宝】

 <木造 金剛力士立像(こんごうりきしりゅうぞう)2躯(重要文化財)>
 法眼 慶秀と法橋 湛慶の作
 1285年(皇紀1945)弘安8年
 足裏に弘安八年十月法眼慶秀法橋湛慶の銘がある
 1935年(皇紀2595)昭和10年4月30日 重要文化財に指定される

 <木造 薬師如来坐像(やくしにょらいざぞう)1躯(重要文化財)>
 本尊の薬師如来
 像高約85cm
 左手に薬壺を持ち、右手をその上にかざす珍しい印相をしている
 鎌倉時代の作
 1909年(皇紀2569)明治42年4月5日 重要文化財に指定される

 <木造 薬師如来坐像(やくしにょらいざぞう)1躯(重要文化財)>
 像高9.1cm
 光背に、七仏薬師と十二神将像がある精緻なもの
 平安時代前期の作
 1909年(皇紀2569)明治42年4月5日 重要文化財に指定される

 <大原野千句連歌懐紙(おおはらのせんくれんがかいし)11帖(重要文化財)>
 金銀泥下絵科紙
 1571年(皇紀2231)元亀2年2月
 細川幽斎が、勝持寺で、聖護院門主 道澄法親王、三條西実澄、飛鳥井雅敦、紹巴、昌叱らとともに
千句連歌会を開催した
 そのときの百韻連歌を細川幽斎が清書した懐紙
 金銀泥下絵に描かれた懐紙が原装のままに保存されている
 1981年(皇紀2641)昭和56年6月9日 重要文化財に指定される

【勝持寺へのアクセス】

 阪急桂駅西口から 市バス 南春日町
 阪急東向日駅から 阪急バス 南春日町行き 終点 徒歩約20分

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