大宮絹(おおみやきぬ)

平安時代から大宮大路付近で生産されている絹織物

 大宮絹(おおみやきぬ)は、平安時代初期より織部司により生産され、宮中に納められていた絹織物

 その後、織工たちが移り住み、大宮大路(現在の大宮通あたり)で付近で生産されるようになる

 生産地が応仁の乱で西軍の陣地となった事から「西陣」と称されるようになり、西陣織として発展していく

【大宮絹の歴史・経緯】

【大宮絹のなごりの地】

 律令制のもとで、最高級の織物を生産していた大蔵省に属した織部司(おりべのつかさ)が、律令体制の崩壊にともない、
大宮大路(現在の大宮通あたり)に移り住んだといわれ、町名にその名残がある
 織物工や職人たちにより大舎人座が形成されていた

 <織部町(おりべちょう)>
 <大舎人町(おおとねりちょう)>


【京都検定 第8回1級】

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