駒沢利斎(こまざわりさい)(Risai Komazawa)

駒沢利斎(こまざわりさい)は、千家十職の一つ

三千家御用達の棚や香合、炉縁などを製作する指物師が代々継承する名跡

【駒沢家】

 千家十職の一つで、指物で茶道具を作る名匠の家


 <初代 宗源>
 <二代 宗慶>
 <三代 長慶>
 <四代 利斎(初代 駒沢利斎)>
 <五代 利斎>
 <六代 利斎>
 <十次郎>
 <七代 利斎>
 <八代 利斎>
 <九代 利斎>
 <十代 利斎>
 <十一代 利斎>
 <十二代 利斎>
 <十三代 利斎>
 <十四代 尼利斎>
 <千代子>

指物

 <指物
 釘を使わず木だけを組み合わせて作る木工品
 指物の「指す」は「差す」ともいい、物差しで板の寸法を測るところにもその名の由来があるといわれる

 <茶道具>
 棗、香合、建水、菓子器、棚、香合、炉縁など多くの種類の道具がある

 素材の持ち味を生かした木地仕上げが基本とされる

 代表的素材は桐
 桐は水分を防ぎ、熱にも強く、四季の変化がある日本では入れ物に適した素材
 耐久性もあり、少なくとも三代100年は持つといわれる

 桐は、軽く柔らかい性質があり、精緻な面取りや曲線は細心の技巧が要求され、寸分たがわない精密を必要とする


【京都検定 第3回2級】

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