村山神社(むらやまじんじゃ)は、亀岡市東部の篠町森にある神社
亀岡駅の南東へ3kmほど、9号線が西川と交わる西川橋の西詰から南に入り、西川と宮の谷川の合流点近く宮前橋のそばにある
同じ篠町にある桑田神社に配祀されている丹波開拓の神さんと、山の女神が祀られている
創建は不詳
創建時には、明神岳山頂に鎮座していたといわれる
平安時代中期
927年(皇紀1587)延長5年
延喜式神名帳では、丹波国桑田郡に「村山神社」と記載されている式内社に列している
創建時には広大な社地があったといわれるが、その後の兵乱などで焼失する
室町時代
1420年(皇紀2080)応永27年
国恩寺の雑掌として篠町を治めていた豪族 渡辺六郎頼方が、社殿を再興する
その頃、八幡宮を勧請して配祀されたといわれる
国恩寺は、その後、廃寺となっている
2017年(皇紀2677)平成29年
台風21号で、八幡宮本殿が倒壊する
本殿に祀られている主祭神
<大山祇命>
<木花咲耶姫命>
八幡宮に祀られている配祀神
<応神天皇>
<仁徳天皇>
<石鳥居>
扁額「正一位村山大明神」がかけられている
<石標「延喜式内村山神社」>
<本殿>
最上段の板垣内の右側
屋根に、木瓜に三つ巴紋がある
<八幡宮>
最上段の板垣内の左側
本殿と同一の規模の同じ形式で建てられており、それぞれに参道がある
屋根に、橘紋がある
<拝殿>
1800年(皇紀2460)寛政12年の建立
<手水鉢>
1712年(皇紀2372)正徳2年の銘が刻まれている
<蓮池>
境内の左側の池
八幡宮の例祭のときに、放生会が行なわれる
<厳島社>
本殿に上る石段の下の池に祀られている
<百太夫社>
<広田社>
<稲荷社>
<天皇社>
祭神:仲哀天皇
<五社大明神>
稲荷社・天満宮社・大国主命社・野々社・愛宕社
<境内裏山>
祭神が降臨した地「神霊の天降る聖地」といわれ、禁足地となっている
約400坪ある
<森の公園>
禁足地に隣接してあり、躑躅(ツツジ)の名所となっている
<窯跡>
境内背後の台地上に、須恵器等の窯跡がある
裏山からも、須恵器の破片が出土している
<歳旦祭> 1月1日
<祈年祭> 3月春分の日
<八幡宮例祭> 8月20日
<例祭> 10月25日
<新嘗祭> 11月23日